ガソリン代は月いくら?走行距離と燃費の早見表
最終更新: 2026年9月25日
ガソリン代は「月の走行距離÷燃費×1Lの単価」で出せます。 月800km・燃費12km/L・170円/Lなら月11,333円です。 車選びで効くのは単価より走行距離と燃費の組み合わせで、同じ800kmでも燃費20km/Lなら月6,800円まで下がります。
この記事でわかることは次の3点です。
- 走行距離×燃費ごとの月のガソリン代(早見表)
- ガソリンの補助がなくなった場合に月いくら上がるか
- 燃費の良い車に替えた差額で、車両価格の差を何年で取り戻せるか
計算式と今の単価の前提
月のガソリン代は月の走行距離(km)÷燃費(km/L)×単価(円/L)で計算します。 使う数字は3つだけなので、条件を先にそろえておくと比較がぶれません。
単価は資源エネルギー庁の発表で、2026年9月14日のレギュラー全国平均が169.9円/Lです。 この記事では計算しやすいように170円/Lで統一します。 同じ発表では、補助がない場合の価格を205.9円/Lとしています。 出典は資源エネルギー庁「緊急的激変緩和措置」公式サイトの掲載資料です(取得日2026-09-25)。
早見表 走行距離と燃費で月いくら
月の走行距離と燃費を当てはめると、170円/Lでの月のガソリン代は次のとおりです。
| 月の走行距離 | 燃費10km/L | 15km/L | 20km/L | 25km/L |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 5,100円 | 3,400円 | 2,550円 | 2,040円 |
| 500km | 8,500円 | 5,667円 | 4,250円 | 3,400円 |
| 800km | 13,600円 | 9,067円 | 6,800円 | 5,440円 |
| 1,200km | 20,400円 | 13,600円 | 10,200円 | 8,160円 |
表の右上と左下では10倍の開きがあります。 週末の買い物だけの300kmなら燃費差は月数千円で収まります。 一方で通勤に使う1,200kmでは、燃費10km/Lと25km/Lの差が月12,240円まで開きます。
自分の月の走行距離の出し方
月の走行距離は「通勤+週末」の足し算で見積もれます。
- 通勤 —— 片道15kmを月20日なら、15km×2×20日で600km
- 週末・送迎 —— 買い物や習いごとの送迎で月200kmなら、合計800km
- 帰省・旅行 —— 年に数回の遠出は、年の合計を12で割って足す
今の車があるなら、オドメーター(総走行距離)を1か月あけて2回見るのが確実です。 ディーラーの点検記録にも走行距離が残っています。
燃費はカタログ値ではなく実燃費
計算に使う燃費は、給油の記録から出した実燃費にします。 カタログ燃費は決まった試験条件での値で、渋滞・短距離・エアコンの使い方で実際の燃費は変わるためです。
実燃費は「満タン法」で出せます。 満タンにしてから次に満タンにするまでの走行距離を、2回目の給油量で割ります。 たとえば448km走って32L入れたなら、448÷32で14km/Lです。
買う前の車はまだ実燃費がわかりません。 その場合はカタログ値より低めの数字でも計算しておくと、予算の見込み違いを減らせます。 カタログ20km/Lの車を実燃費16km/Lで見積もると、月800kmで8,500円です。
補助が終わると月いくら上がるか
2026年9月時点のガソリン価格は、国の補助で170円前後に抑えられています。 資源エネルギー庁の資料では、補助の基準価格は170.0円で、9月17日〜30日の補助額は1Lあたり51.0円です。
月800km・燃費12km/Lのミニバンで、単価だけを変えると次のようになります。
| 単価(円/L) | 月のガソリン代 | 年間 |
|---|---|---|
| 150円 | 10,000円 | 120,000円 |
| 170円(2026年9月の水準) | 11,333円 | 136,000円 |
| 190円 | 12,667円 | 152,000円 |
| 205.9円(補助なし価格) | 13,727円 | 164,720円 |
170円から205.9円になると、月2,393円・年28,720円の上振れです。 補助の終了時期や金額は国の判断で変わるため、この記事では予測をしません。 ローンを組む5年間の家計を見るなら、170円と206円の2つの単価で計算しておくのが安全側の見方です。
燃費の違う車に替えたときの差
燃費12km/Lのミニバンと20km/Lのコンパクトカーでは、ガソリン代の差は月4,533円です(月800km・170円/L)。 年間では54,400円、5年間では272,000円になります。
| 燃費12km/L | 燃費20km/L | 差 | |
|---|---|---|---|
| 月 | 11,333円 | 6,800円 | 4,533円 |
| 年間 | 136,000円 | 81,600円 | 54,400円 |
| 5年間 | 680,000円 | 408,000円 | 272,000円 |
この差はガソリン代だけの比較です。 自動車税・任意保険・車検の差を足した維持費の比較は車の維持費はクラスでいくら違う?で計算しています。
燃費差で車両価格差は何年で戻るか
ガソリン車とハイブリッド車の価格差を燃料代で取り戻せるかは、走行距離で決まります。 ここでは価格差を40万円と仮定し、実燃費15km/Lと25km/Lを比べます。
| 月の走行距離 | 年間の差(170円/L) | 40万円を取り戻す年数 | 205.9円/Lの場合 |
|---|---|---|---|
| 300km | 16,320円 | 約24.5年 | 約20.2年 |
| 800km | 43,520円 | 約9.2年 | 約7.6年 |
| 1,200km | 65,280円 | 約6.1年 | 約5.1年 |
月300kmでは、価格差を燃料代で取り戻す前に乗り換えの時期が来る計算です。 月1,200km走る家庭なら、6年前後で差が埋まります。 この計算は価格差40万円をローンで借りた場合の利息を含めていないため、実際に取り戻す年数はもう少し延びます。
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家計インパクト診断は、ガソリン代を月9,000円の参考値で計算します。 自分のガソリン代が9,000円より多いときは、差額を「その他の固定費」に足して入力します。 こうすると購入後の毎月の手残りが実態に近づきます。
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ハイオク指定の車はどう計算するか
計算式は同じで、単価をハイオクの価格に置き換えます。 単価が1L高いぶん、月の給油量(走行距離÷燃費)に比例してガソリン代が増えます。 月800km・燃費12km/Lなら給油量は月約66.7Lなので、単価が10円高いと月約667円の差です。
ガソリン代は家計のどこに入れるか
毎月必ず出ていくお金なので、ローンの返済と同じ「車の固定費」として扱います。 車検や自動車税のように年1回のまとまった出費とは分けて管理すると、月の家計が読みやすくなります。 車検やタイヤ代の積み立て額は車検やタイヤ代は毎月いくら積み立てる?で計算しています。
電気自動車ならガソリン代はゼロになるか
ガソリン代はかかりませんが、充電の電気代がかかります。 自宅の電気料金プランや充電の場所で金額が変わるため、この記事の早見表は使えません。 補助金の調べ方はEV・エコカー補助金のしくみと調べ方にまとめています。
次の行動
- 今の車の月の走行距離をオドメーターで確認する(買い替えなら通勤+週末で見積もる)
- 早見表で170円/Lと205.9円/Lの2通りのガソリン代を出す
- 高いほうの金額を使って、家計インパクト診断で購入後の手残りを確認する